新しいLispらしい。Clojurians Slackで流れてた。
所有権システムがあるのが特徴で、所有権があるけれどRustのような煩わしい装飾コードは不要で、その代わりに非プリミティブな値は基本的に move されるのが特徴とのこと。もちろんのことRustのように値のcloneもできるし、moveされるがゆえに関数型スタイルで値を返してメソッドチェインするのがおすすめとのこと。
https://loonlang.com/concepts/ownership
型なしのLispが多いなかで、隠された型システム(Hindley-Milner型システム)があるのが特徴。これもまた所有権同様、明確な型指定は不要とのこと。
以前 Carp というRustに似た思想を持つ野心的なLispプロジェクトがあったけれど、数年前に開発が停止してしまって残念だった。所有権を扱うようなLispは無理なのかなとすら思っていたところに、特殊なアノテーションなしで所有権を扱うLispが生まれていてうれしい。
今はLove2D / LoVR の研究に時間を割いていて、Luaに時間をとっているけれど、Clojure nREPLができるまでの時間稼ぎというわけではないけれど、どこかでLoonも詳しく見てみよう。
(この記事を書いてから少しだけREPLを試してみて、RustのCargoからインストールできるのでプラットフォームを選ばないで使えるのは優れているなと思った。また、記法がなんとなくRust感のあるClojureライクなシンタックスで、mapとかlistとかはClojure-likeで、今のところとても好感が持てている。FFIさえあればLuaのようにいくらでも拡張できるのだけれど、FFI用の記法は準備されているものの、FFIはまだ未整備の様子。Rustで書かれていて、かつ所有権システムということは、FFIはどうするつもりなのだろう?そのためのunsafeではあるか。)